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学術創成研究会
「強力パルス中性子線源を活用した超高圧物質科学の開拓」

高圧中性子プロジェクトに関心をお持ちの皆様:

ご存じのように本年度から学術創成研究がスタートし,超高圧高温条件での中性子回折実験を行うためのさまざまな開発研究を行うことになりました。一方,ビームライン建設を目指して申請しておりました特定領域研究は,その目的や内容は非常に高く評価されたものの,学術創成研究が目指すものとの切り分けが明確に伝わらず,もう一息というところで残念ながら採択されませんでした。来年度発足を目指して作戦を立て直し,再度チャレンジしたいと考えております。

そこで,学術創成キックオフミーティングという位置づけで,高圧中性子プロジェクトに関わっている方々に広く集まって頂き,情報交換と今後の作戦を練ることを目的として以下の研究会を開催したいと思います。昨年度の特定領域研究メンバーはもちろんのこと,本プロジェクトに興味のある若手研究者,大学院生の方々の参加を歓迎いたします。旅費は可能な限り学術創成研究からサポートすることが可能です。

参加希望の方はgakujyutu@eqchem.s.u-tokyo.ac.jpに以下の情報を添えてお申し込み下さい。定員になり次第,受付を終了しますので,お早めにお申し込み下さい。

  1. 氏名
  2. 所属
  3. 学年または職名
  4. 電話番号
  5. e-mailアドレス
  6. 旅費サポート希望の有無
  7. 物性研共同利用宿舎に宿泊希望の方は,宿泊を希望する日程
  8. 懇親会の出欠(会費3000円程度を予定)

日時: 2007年8月30日(木)午後1時より8月31日(金)午後3時頃まで
(二日目午後はビジネスミーティングの予定です)
場所: 東京大学物性研究所6階講義室(千葉県柏市柏の葉)
研究会URL: http://www.eqchem.s.u-tokyo.ac.jp/~kagi/GS/Meeting/TOP.html
研究会の話題: 超高圧下での中性子回折測定技術の開発,J-PARCの建設状況,中性子光学系の技術,ミラーの製作技術,中性子検出器,高温高圧ビームラインの構成,目指すサイエンスの確認など
スケジュール(案): (敬称略,講演の仮題)
8/30(木) 13:00-13:30 鍵 裕之(はじめに,学術創成研究の計画と進行状況)
13:30-14:15 新井正敏 (J-PARCの進行状況など)
14:15-15:00 ステファヌスハルヨ(J-PARC残留応力ビームラインの概要)
15:00-15:45 広田 克也(中性子光学の概要)
15:45-16:00 休憩
16:00-16:45 大森 整(ミラーの加工,素形材加工の最前線)
16:45-17:30 持木 幸一(中性子イメージング技術)
17:30-18:15 藤田 薫(中性子検出器の開発)
18:30-20:30 懇親会
8/31(金) 9:00- 9:15 八木 健彦 (中性子ビームライン建設へ向けて)
9:15-10:00 長壁 豊隆 (研究用原子炉での高圧下における物性測定)
10:00-10:45 池田 一昭(中性子集光ミラーと高圧ビームラインへの応用)
10:45-11:00 休憩
11:00-11:45 上床 美也(Palm Cubic高圧発生装置と中性子散乱への応用)
11:45-13:00 昼休み
13:00-14:30 特定領域申請へ向けたビジネスミーティング
世話人:
  • 鍵 裕之(東大理学系)
    kagi@eqchem.s.u-tokyo.ac.jp
    Phone 03-5841-7625
  • 八木 健彦(東大物性研)
    yagi@issp.u-tokyo.ac.jp
  • 青柳しのぶ(東大理学系,事務担当)
    gakujyutu@eqchem.s.u-tokyo.ac.jp
    Phone 03-5841-4622

日本高圧力学会事務局
kouatsu_office(at)highpressure.jp