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[会期] | 2012年11月7日(水)−9日(金) |
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[会場] | 大阪大学会館 (大阪大学豊中キャンパス・大阪府豊中市・アクセスマップ:PDF) 大阪モノレール 柴原駅下車 徒歩15分 阪急電鉄 石橋駅下車 徒歩15分 |
未曾有の被害をもたらした昨年の東日本震災と引き続いて発生した福島の原子力発電所事故は,とりわけ科学技術に係わってきた私たちに非常に大きな課題を投げかけました。現時点においても被災が継続しているいま,どのような科学技術を展開しようとしているのか,またどのように次世代の科学技術者を育んでいこうとしているのか,私たちの使命を改めて痛感しています。そのような中で第53回高圧討論会が大阪大学・豊中キャンパスにある大阪大学会館で開催されることになりました。 大阪大学は昨年創立80周年を迎え,「原点へ,未来へ」をスローガンに,大学のあるべき姿を自問自答しながら新たな展開を図ってきました。それを機に,国の登録有形文化財建造物である大阪大学会館をアール・デコ調の特徴を保ちながら,装いを新たに大阪大学のシンボルとして改修しました。大阪大学会館を高圧討論会の主会場にすることに拘った理由のひとつは,同じ学問を志す人達相互の知識や情報交換と,研究の促進を図り,もって学術の振興を目指す学会活動の原点を踏まえながら,未来へ展開する場として相応しいと考えたからです。第53回高圧討論会開催にあたっては,大阪大学の理学研究科と基礎工学研究科および極限量子科学研究センターに所属する研究者を中心に実行委員会を組織して取り組むことにしました。大阪大学豊中キャンパスは,世界に先駆けた川井式圧力発生装置発祥の地でもあり,「原点へ,未来へ」に相応しく,高圧力関連の科学技術の更なる発展の契機となるよう実行委員会一同心より期待しております。 第53回高圧討論会実行委員長 大垣一成 |
《高圧力の科学と技術 第22巻第1号(2012年2月20日発行)会告》より転載
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